11月の話題

   本年4回目の友引会を開く

 11月23日(金・祝)に、本年4回目の関西支部友引会を開いた。友引会は仏滅会の二次会などで発案され、有志の関係会員に呼びかけて開かれる支部の準公式行事である。

 1回目は関西支部客員の中島俊郎甲南大学教授が、著書『オックスフォード古書修行』を出版されたのを祝う会で、2月26日(日)に京都東山の割烹で京料理の膳を囲んだ。その様子はWEJ410号に報告されている。

 2回目は、スイス・マイリンゲン村産の「シャーロック・ホームズフォンデュ」の笑味会を大阪ナンバの舶来居酒屋で開催した。昨年の関西支部30周年記念の英国・スイス巡礼の旅で、店頭で見つけ「未練のホームズフォンデュ」として見吉時枝さんから報告されていたものを、平賀さんが入手した品である。日本のレストランのフォンデュとは一味違った味を楽しんだ。この様子はWEJ415号に報告されている。

 3回目は追分フォーラム終了後の5月5日〜6日に行われ、栃木県足利市の追分フォーラム校長中島粂雄さん経営の旅荘巖華園のホームズの部屋「森亜亭」と中島さんのコレクショを見学し、宇都宮市のパブ・シャーロック・ホームズを訪ねた。またうつのみや妖精ミュージアムで、リチャード・ドイルやチャールズ・アルタモント・ドイルの絵を観賞する遠足友引会であった。

 4回目は、関西支部に属する会員7名によるホームズエッセイ集『ホームズの不思議な世界』の出版を祝う会として、第1回目と同じ京都東山の割烹で、京料理を賞味し、美酒の盃を挙げ、優雅に舞妓さんの踊りを観賞した。ことに今回の本は、関西支部仏滅会、追分フォーラム、シャーロック・ホームズ紀要などで発表されたものを一般読書にも読み易いように整理したもので、7編がそれぞれの趣きを持つもので構成されている。差し詰めミニ文士の会合となった。

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