12月の話題

2013年2回目のホームズ本紙上オークション実施

 古参の関西支部会員で四国在住の中嶋顕さんのホームズ蔵書が関西支部に寄贈され、WEJ423号と425号にそのリストを公開の上紙上オークションを行った。その結果が、6月の第203回奈良仏滅会で落札者が発表され、それぞれに引き継がれていった。

 その後、豊中市の中島久夫元図書館長のホームズ本コレクションが関西支部に寄贈され、WEJ430号と431号にそのリストが公開され、当年2回目の紙上オークションが実施された。その結果は12月の第207回船場仏滅会で落札者が発表され、やはり希望者で最高価格で入札した会員にホームズ本が継承された。

 紙屑として捨てられたり、再生紙に回されたりすることなく、その価値が分かるシャーロキアンに引き取られ、本の方でも本望であったと思われる。

 落札者からは、談話室に次のように喜びの言葉が寄せられている。

○昨日、オークションで落札した本を受取りました。ホームズ本の出版が盛んだった80年代、私は子供だったので、あまり買い揃えることができませんでした。今年に取ってみて、しみじみ幸せだなあ、と感じているところです。(アンゲリカ)

○私も長年欲しかったホームズ研究の初版本をオークションで手に入れ今年の正月休みはホームズ本を読み返して過ごそうと思っています。中島さん貴重な書籍を寄贈していただいてありがとうございました。(香里円)

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