4月の話題会員の蔵書を紙上オークションで頒布談話室でも紹介されているが、関西支部古参会員である中嶋顕さんが所蔵していたホームズ関係本を整理されることになり、30年前に出版されたものなど、ほとんどが絶版となっている本だけに、ホームズクラブのシャーロキアンで必要とする人に頒けて欲しいとの意向で関西支部に寄贈された。そこで関西支部会報『WEJ』423号にリストを公開して紙上オークションを行ったところ、第一陣として次のとおりそれぞれ愛好者が落札した。ほとんどの本が保存状態が良く美本であったが、落札結果を公表しておく。
落札者は、最高額を入札した者とした。また落札金額は、どうしても読みたい者、その本だけ持っていない者など、いろんな事情が反映されるので一概には言えないが、参考価格を大きく上回ったものもあった。このあたり入札の面白さと言って良いだろう。 関西支部としても、ホームズを愛していたシャーロキアンが愛蔵していた本が、このような形で別のシャーロキアンに引き継がれて行くお世話ができた事を喜んでいる。売上げは関西支部の行事などの経費に充て、有効に活用される。 なお、第2回は、WEJ425号(5月号)で公開され、やはり紙上オークションで頒布される。締切りは5月末日、結果発表は6月8日の奈良仏滅会を予定している。 |