13年8月の話題

 本年は7月から8月にかけて、日本列島は猛暑にみまわれました。関西もその例にもれず連日の猛暑日、熱帯夜を記録しました。それまでは節電が呼びかけられていたのですが、熱中症といった健康被害を避けるために「水分を摂ること」と共に「適度に冷房を使用すること」が呼びかけられていました。

 雨が降らずダムも空になる一方で、山ひとつ越えた日本海側や東北方面では豪雨、河川があふれ、水分を含んだ崖が崩れるなどさまざまなニュースが駆け廻りました。

 その中で8月10日に、第205回仏滅会が大阪の中心である船場で開かれました。場所は本町ヴィアーレ大阪という立派な建物で冷房完備、暑さをモノとしない熱心な会員17名が出席しました。そして奈良大学教授の中尾さんと、ロンドンホームズ協会員の真下さんからのハイレベルな発表を聴きました。

 幹事の西浦さんの配慮よろしきを得た駅から近い会場なので、炎天下を歩くの数分のことで苦にならず、二次会の店も会場のすぐ前で、出席者は冷たいビールのジョッキを片手に「暑い中を家で過ごすよりも出席してよかった」とご満悦でした。

 仏滅会後も猛暑は収まらず、気温、降雨量とも異常気象との事でしたが、お蔭で気象学の解説はたくさん聞くことが出来ました。インドネシアでは、この国が発展したのは冷房設備のせい、夏でも人が働くようになったから、と言っているそうです。夏でもホームズに親しむためには、クーラーを用いるか、ホームズがたたずむ涼しい軽井沢にでも行かなければ…。

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