12月の話題

忘年仏滅会が復活する

 関西支部仏滅会は昭和56 (1981)年12月13日に第1回を大阪市北区の弥生会館で川森律子さんが幹事で開いた。出席者は23名であった。翌昭和57年2月21日に坂元重康さんの幹事で第2回を同じ弥生会館で開き、出席は17名である。第3回は中川はるみさんの幹事で5月23日に大阪市教育青年センターで13名、第4回は7月25日松下了平さんの幹事で弥生会館で14名、第5回は田村耕三さんの幹事で池田市の喫茶店ジュンで14名、第6回も同じ喫茶店で田村さんの幹事で6名が出席した。内容は研究発表の他、スライド上映、フリートーキング、座談会、音楽鑑賞なども行われた。

 同年12月には、大阪市北区の中華料理店で「仏滅会結成1周年記念大会兼望年会」と称して、田村さんの幹事で仏滅会としては初の忘年会が9名の出席者で開かれた。忘年会であるから研究発表は行っていない。

 続いて、昭和59年1月28日に大阪市南区のホリデイ・イン南海で「シャーロック・ホームズ雑学百科出版記念会兼新年会」が出席18名で開かれた。新年会の始まりである。これもいわば祝賀会で研究発表などはない。この本には関西在住者として松下了平さん(6編)、清水武彦さん(3編)など7人が寄稿している。

 新年会は翌年1月15日も大阪市の居酒屋で13名が出席して開かれている。その年の12月8日には、同じ居酒屋で関西支部忘年会が出席12名で開かれた。昭和61年には豊中市岡町のレストランで、3回目の関西支部忘年会が出席12名で開かれた。昭和62年にも、関西支部出版記念会及び忘年会とベーカーストリートジュニアーズ発足会を兼ねて出席22名で開かれている。ちょうど会員の共同執筆による『解読シャーロック・ホームズ』以下4冊が出版された年である。

 以上のとおり、初期の関西支部では仏滅会の新年会や忘年会がしばしば行われていたが、本年の12月に久しぶりに忘年仏滅会が大阪・梅田で開かれた。

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