3月の話題

   関西支部のもう一つの行事「友引会」

 関西支部は会員制のクラブであるから、全員に例会「仏滅会」をご案内し、機関紙「ウエスト・エンド・ジャーナル」(WEJ)をお届けしている。

 また、仏滅会の開催にあたり、幹事としてお世話したり、受付や進行を担当すると共に、研究発表や私家本、手造りグッズの販売も出来る。WEJも、編集や発送を会員が担当すると共に、文芸や研究論文の掲載、情報記事の寄稿なども出来る。仏滅会もWEJも会員によってつくられ、支えられているのである。

 また「友引会」と呼ぶ有志による任意の行事も行われる。これは必ずしも全員に呼びかけるとの条件は適用されないが、仏滅会やWEJで参加を呼び掛けたり、HPの「WEST HOLMES」や個人のメールで呼びかけることもある。要は関西支部会員による任意行事である。

 友引会は、関西支部発足当初から誰か会員が幹事となり、支部として認定の上で、仏滅会以外に行われた。古書店ツアーとか東洋陶磁美術館見学会といった記録も残っている。最近で印象的なのは、「ホームズフォンデュを賞味する会」があった。スイスマイリンゲン村で売っていたホームズ印のフォンデュを賞味したものである。

 本年2月28日(土)に行なわれた「赤れんが連盟」による京都の赤レンガ建築見学会も友引会の流を汲むものである。詳細はWEJ450号の紙面で報告されるが、京都市内に残るホームズ時代を今に伝える赤レンガ建築を探訪するものであった。

 今回の赤れんが連盟では残念ながら週給4ポンドの年金は支給されなかったが、今後とも随時各種の友引会が開催されることが期待される。

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