4月の話題

  「関西支部機関紙WEJが450号を達成」

 4月29日に発行された号で、関西支部機関紙「ウエスト・エンド・ジャーナル」はめでたく450号発行を達成した。関西支部発足以来33年目に達成したまさに快挙である。

 昭和56年12月に発足した関西支部では、年の明けた1月にWEJ第1号を発行した。B4版縦型ビラ形式の手書き片面のみであったが、発足直後の初々しさがあふれている。

 以下50号は昭和62年、100号は平成3年、150号が平成7年と順調なあゆみを続け、平成10年に300号、平成20年に350号、平成23年に400号を発行した。

 いま、400号の紙面を見ると、目次の下の広告欄には軽井沢セミナーの予告、WEJの縮刷版の頒布、この年に限って夏におこなわれた追分フォーラムの予告が掲載されている。2面には「WEJ発行ついに400号を超える」との特集記事、3面には『まんがシャーロキアン』出る、BBCの『シャーロック』放映決まる、平賀さん鉄道本に写真提供の情報記事が見える。

 4面以下に、軽井沢・追分でホームズのイベント(沓掛時次郎)、『シャーロック・ホームズ紀要』海外の反応(真下庄作)、ロンドン・シャーロック・ホームズ協会創立60周年記念式典(佐藤明子)といったレポート、茶色の研究・十五(祇園精二)といった文芸、ポーツマス市とコナン=ドイル?3(池田巡査)といった研究が掲載され、第21回追分フォーラムのご案内(中島粂雄)、A LITTLE AGONY COLUMN(4件)、第90回仏滅会のご案内(西浦寛)と続く。この仏滅会は中之島の公会堂を会場として、「関西支部30周年記念仏滅会」として開かれ、その内容は中之島の水晶橋でソア橋のトリックの実証的実験(福島賛)、比喩表現とホームズ作品(長谷川明子)、ホームズクラブの楽しみを語る座談、会員秘蔵のお宝展示会が行われ、まことに有意義なものでした。

 

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