10月の話題

 

 35周年の本年、6月から毎月仏滅会を開催

 

 創立35周年を迎えた関西支部はますます充実、本年は原則として隔月に開催している「仏滅会」と呼ぶ関西例会を、6月から毎月開催している。

 それというのも、気鋭の会員の興味あるホームズ研究の発表と大手の文化講座の講師クラスの専門家が次々と登壇し、充実した発表が行われているからである。6月以降の発表を掲げておきます。

 6月4日(土・仏滅) 奈良市

 「《白面の兵士》の消息」 福島 賛(会社員)

 「子どもたちにとってのホームズの世界」 新野英男(会社員)

 7月3日(日・先負) 茨木市

 「シャーロック・ホームズの図像学」 外海靖規(高校副校長)

 「イギリス風殺人事件の愉しみ」 中島俊郎(甲南大学教授)

 8月6日(土・仏滅) 大阪市中央電気倶楽部(重文)

 「ヴィクトリア朝のコーヒー」 堀江美穂(会社員)

 「アイリーン・アドラーは結婚したのか」 指 昭博(神戸市外大教授)

 9月3日(土・仏滅) 大阪市

 「221bで地震保険を考える」 中山共子(会社員)

 「スコットランド・ヤードとホームズの事件簿パート2」 真下庄作(ロンドンホームズ協会会員)

  10月2日(日・仏滅) 神戸市

 「可能な限り“癒し系”だったホームズ! マニュアル思考ではない対人援助力」 増田匡裕(高知大学准教授)

 「イギリス紳士の作り方―フェアプレイとスポーツマンシップ」 山田 誠(日本クリケット協会会長)

 11月6日(日・仏滅) 大阪市中央公会堂(重文)

 「ホームズ物語の言語学的話題」 長谷川明子(元フルブライト学生)

 「シャーロック・ホームズの『職業』は何か」 川島昭夫(京都大学名誉教授)

 12月10日(土・仏滅) 大阪市中之島図書館(重文)

 「シャーロック・ホームズと叙述トリック」 大川一夫(元大阪弁護士会副会長)

 「ジェイムズ・モーティマーを巡る謎」 中尾真理(奈良大学名誉教授)

以上関西支部としても35年目に到達した成果と言えよう。

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