12月の話題

  35周年に達し趣味の文化活動は一層の充実

 

 1210日(土)に第229回関西例会仏滅会を開催するJSHC関西は、めでたく35周年を迎えた。

 11月の話題でも取り上げられているが、クラブ主宰者の方針として、新しい会員や若い会員にも発表の機会を与えるため、大会・例会の発表や会誌『ホームズの世界』への投稿も特にレベルは問わない事としている。

 しかしこれでは物足りない会員もいるだろうし、趣味の会であるが趣味を深く掘り下げたり、もう少し本格的なホームズ学を目指すものも多数いる。関西支部ではこの両者を対象とする文化活動を行い、講演では全国大会や東京の例会を上回るものを実施している。趣味をいかしつつ、単なる趣味をある意味で超えた活動も含めた優れた文化活動が行われている。

 これは会場の選択にもしめされている。重文の日本綿業会館、中央電気倶楽部、京都大学百周年時計台記念館、大阪市中央公会堂(中之島)、大阪府立中之島図書館など、文化の香り満ち溢れる文化財の会場で例会を開いた。

 36年目も、会員の自由な研究、ホームズ研究家のホームズ研究、学識経験者の香り高い講演と、文化活動としての充実はなお続くことと思われる。

 

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