1月の話題

SH紀元131年の新年を迎え、本年もよろしくホームズを楽しみましょう。

 

 本年は1887年12月に、《緋色の研究》が『ビートンのクリスマス年鑑』に発表されて130年になります。また1917年9月に《最後の挨拶》で、この事件を最後にホームズが姿を消して100年にもなります。昨年は2月21日に、高名なミステリ作家綾辻行人氏を迎えて第221回記念仏滅会を開催し、シャーロキアンなら誰でも知っているホームズの下宿ベーカー街221番地に因んだ行事を実践しました。

 また関西支部が創立35周年を迎え、12月10日に重要文化財の中之島図書館で記念仏滅会を開催し、元大阪弁護士会副会長の大川一夫会員と奈良大学名誉教授の中尾真理会員から、ミステリー論とホームズ学の記念会にふさわしく充実した発表がありました。

 記念品として世界に二つとないオリジナルグッズを作成しました。221回仏滅会では、2221?のホームズのロゴ入りジョッキ、35周年仏滅会では特製ホームズトランプ。いずれも記念品屋ではなく本物のメーカーが作成したもので永く座右に置いていただけるものと思っています。

 さてホームズ130周年の本年は、どのような活動が良いでしょうか。二番煎じではない名案があれば楽しいのですが、誰しも昨年の亜流は避けたいと考えることでしょう。目下追分フォーラムを工夫しようとか、以前に行った毎日文化センタ―のホームズ講座を再開しようとの計画がありますが、毎回の仏滅会と会報WEJをより一層充実させ、意義ある文化活動とすることがむしろ正道かも知れません。

 会員お一人お一人がホームズ130年をかみしめ、会員がそれぞれ活動を充実させると共に、良いアイディアをお寄せください。

 

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