3月の話題

 

JSHCの事務能力

 

 JSHCの2018年春の大会から1カ年を経た。横須賀大会と呼ばれたこの大会は、準備委員による大会の設営はよくできていたが、1月の話題で提起したとおり、プログラムの内「大会80回記念企画対談大会あれこれ」が問題を残した。第一に、折角80回の大会に皆勤しているN氏とSさん、それにほぼ皆勤の主宰者Hさんが顔を揃えたにもかかわらず、初期の大会の模様など興味深い話はほとんどなく、対談(正確には鼎談)は期待外れであった。

 第二には「日本シャーロック・ホームズクラブ大会記録(第1回〜80回)」が配布されたが、これが資料としては不十分なものであった。資料作成Sさん、編集O氏の名がある。いわば大会配布の公式資料であり、昔のことを知らない人が引用することもあるので、間違いがあればまことに不具合である。

 とりあえず、関西支部に関係のある部分を指摘すると、次のとおりである。

 ○大会は、第1回〜第6回までは「つどい」と称していた。大会を名乗ったのは関西支部が担当した第7回から、この歴史的事実が欠落している。

 ○第7回の研究発表者として「講演 松村昌家」の記載があるが、他の外部講師は肩書が注記されているが、「神戸女学院大学」の記載がない上、演題の記載も抜けている。

 ○大会記念品の欄がある。第7回の大会では、その前年は鉛筆であったが、JSHCとしては初めての外部有識者を招聘しての講演そのものが参加者にとって知的な記念品とした。この記述がない。

 指摘はこの辺りでとどめるが、大会プログラム中で参加者の興味が集まる主要テーマの資料としては不足、会社などに勤務するものが業務上作成する文書としても不十分である。JSHCの文書作成能力を問われることにもなる。

 本件はHさんにはご注意し、穏便に処理するなら修正版を後刻出席者に届けても良いが、1年を経てなされていない。いずれにせよクラブの資料が他と食い違っているなどは問題外、文書作成能力すら問われるだろう。

 Hさんへのご注意は、いわば個人攻撃ではなく、宿題やレポートに赤鉛筆を入れて返却するものか、上司が書類に手を入れて返却するようなもの、いわば学習作業であろう。

 JSHCの事務能力向上が待たれる。

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